現代美術館 メアリー・ブレア展に行ってきました
2009.10.03 Saturday
JUGEMテーマ:アート・デザイン
メアリー・ブレア展を見に行ってきました。10月4日までの予定が、なぜか1日だけ延びた『メアリー・ブレア展』ですが、土日は混むだろうとすいていそうな平日金曜日の今日を狙っていました。
しかも朝から雨が降っていて、客足は鈍るだろうと予測しましたが、行ってみてびっくりです。
なんて人の多いこと。
若い女性がほとんどだったので、学生さんなんでしょうね。
くろけんとmaoiは入場直後、入り口付近で音声ガイドのヘッドフォンをそれぞれ500円で借りて(カップル用の1つのレシーバーにヘッドフォン2つというものもありました800円)歩を進めました。
くろけんとmaoiは美術館では完全別行動です。
なにせ見るスピードが全然違っていますので、それぞれが満足するように見た後は、だいたい出口付近でくろけんが待って落ち合います。
ただ今日のメアリー・ブレア展は中盤あたりから密度がものすごく濃いので「これは1時間以上差が出そうだな」と判断し、館内にある喫茶店に行くことにしました。
この喫茶店のベトナムコーヒーはおいしいです。
メアリー・ブレアについては、僕は色彩と配色を体感したいという思いで出かけましたが、すごいものを見せていただきました。
まあとにかくすばらしいです。
maoiさんは丹念に、くろけんは大雑把にざっくりと見て同じ感想を持って語り合いました。
ルーブル展に行ってきました
2008.03.31 Monday
昨日はASTAスタッフで上野東京都美術館にルーブル展を観に行きました。
最終日まで1週間の日曜日ということで、人足も多く若干の入場制限ありという状況での観覧は人ごみの苦手な僕としては少々ストレスのある物になりました。
そのような盛況を想定していないのか展示のレイアウトに数カ所問題のある部分があって、人の流れが完全に止まってしまう部分を作ってしまっていました。
まあ元々美術館を指定された順路に沿って立ち止まらず進むということを良しとはしませんが、このような無法事態で係員が声がけする程度の配慮は必要だったと思います。
さらに会場では車いすのお客さんを2人見かけましたが、係が誘導するということも無く放置されていました。ちょっと時代にそぐわない感を持ったのは僕だけだったでしょうか?
僕らもここまでの大きなイベントはずっと先の話だと思いますが、催し側の人間として良く勉強することが必要だと感じました。
さて前置きが長くなりましたが、このルーブル展では自分をどのポジションとして観覧するのかと云うのが気になりました。
フランスの王侯貴族達が日々使っていた調度品の数々を眺めながら、細部に至るまで職人が命がけで細工を施している重厚なトレーを日常の道具として気にも止めず食事をする貴族の気持ちで見た人はどのくらいいたのでしょうか?
この展示会はその立場で観るのが一番楽しそうです。
それを楽しむには巨大な長テーブルにレプリカでも良いので豪華な食器と料理がずらっと並んでいたりすると良かったかなぁ。限りない贅沢と堕落感を感じてみたかった。
でも僕は初めから最後まであの細かい装飾を作る職人側で見ちゃいました。
この時代は仕事がたっぷりあったんだなぁ…。
自由は無いけど死ぬまで作り続ける喜びは、それはそれで良いなぁ。
ちなみに一緒に観に行った3人とは観るペースが違い早々と会場から出てしまった僕ですが、僕なりに充分楽しんでいますので気にしないでください。
物によっては2秒で感じ取れる物もあります。よく見てないだろうと思われるかと思いますが、よく見ることは僕にはあまり重要じゃないんです。作品の持つ怨念のような物に触れられれば80%完了です。その後は作り手としての興味で数分かかることがある程度なので、どこに観に行ってもあっという間に出口についてしまいます。
その後ぶらぶらしているのも楽しみの一つですから。
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