冬の代々木公園に春を探しに…
2006.12.04 Monday
今日はお昼に代々木公園をロケハンしてました。
今抱えている仕事の背景に春のイメージ写真が欲しく、素材集などを探しましたがもう一つという状態で、それならばとこの真冬ですが何処かに春の匂いのする木々を探しにいって来たのです。
なかなか冬に春は見つかりません。
やはり木々達も多くの闘いを終えて疲れと癒しの時期から眠りへと入りかけています。
そんななか夏の忘れ物を発見してしまいました。
この蝉も今はもう土に帰っていることでしょう。
このロケハンをする事になった仕事というのは、あるパンフレットの表紙のデザイン用なのですが、maoiさんのイラストで春のイメージを作る事になっていて背景にはイラストバージョンと写真バージョンを考えているからです。
今僕らはこの仕事のサンプル作りで幸せを感じています。
それは何かと言うと時間の余裕と僕らへの信頼をいただいている事。
今までにここまで良いものを作るために、自分たちのこだわりを入れる事ので来た仕事はありませんでした。
用意された素材をいつまでにデザインしてくれという依頼に応える。
そのような仕事から「いいもの作って」というものに変わりつつあるのです。
これってデザイナーとしては嬉しい話だと思いませんか?
絶対良いもの作って、このスタイルを定着させなければ!!
銀座線23時
2005.06.11 Saturday
友人のセレクトショップ『ACQUA NATURALE』が本格的に楽天市場を始めるので、楽天デザインを研究していて帰りが遅くなってしまいました。
この時間じゃすれ違いもはなはだしいなぁ…と思いましたが、決めた事はヤル主義の僕は表参道で銀座線に乗り換えるのです。
この銀座線、遅い時間はとても混雑するので早速1枚描き始め5つ先の新橋までに描き終えたのがこれ。
予想通り新橋、銀座と猛烈なラッシュに突入。
もうスケッチどころじゃありません。
そう言えば金曜日だったんですね。
ようやく日本橋で下車。
この地下鉄は銀座を経由しているので、美しい女性が沢山乗り込んできますが、その表情はみな固くこわばっていてあまり雰囲気が良いとは言えません。僕にはやっぱり千代田線が描きやすいようです。
東京にはびっくりするほど地下鉄が走っていて、1度も乗った事の無い路線がまだあるような気がします。
東京中の地下鉄で描くと言うのも面白いかもしれませんね。
この時間じゃすれ違いもはなはだしいなぁ…と思いましたが、決めた事はヤル主義の僕は表参道で銀座線に乗り換えるのです。
この銀座線、遅い時間はとても混雑するので早速1枚描き始め5つ先の新橋までに描き終えたのがこれ。
予想通り新橋、銀座と猛烈なラッシュに突入。
もうスケッチどころじゃありません。
そう言えば金曜日だったんですね。
ようやく日本橋で下車。
この地下鉄は銀座を経由しているので、美しい女性が沢山乗り込んできますが、その表情はみな固くこわばっていてあまり雰囲気が良いとは言えません。僕にはやっぱり千代田線が描きやすいようです。
東京にはびっくりするほど地下鉄が走っていて、1度も乗った事の無い路線がまだあるような気がします。
東京中の地下鉄で描くと言うのも面白いかもしれませんね。
銀座線すれ違い旅
2005.06.10 Friday
今日は雨が降っています。
僕が個人で活動の場にしている『TOKYO METRO ART』(これは地下鉄の車中で出会った女性をスケッチしてゆくと言うブログです)に良く来てくれている数少ない理解者のinfinityさん(彼女は名古屋在住のインテリアデザイナーです)が東京に来ると言う情報がありました。
彼女は赤坂プリンスでのDETAIL JAPAN 創刊記念イベントに参加のためということで、銀座線に乗るのだそうです。
何処かで知らずに僕が彼女を描いたら素敵だね、という企画で今日僕はいつもの千代田線を銀座線に切り替える事にしました。
いつもよりちょっと遅めの出勤ですが日本橋で銀座線に乗り、目についた女性を1枚描いて表参道で下車するまで約20分位いでしょうか?
途中新橋を通る時に満員になってちょっと大変な体制になったりしましたが、なんとか1枚描いたものがこれです。
事務所についてinfinityさんのブログをみたらこの時間は東京ビッグサイトで行なわれている『インテリア ライフスタイル』にいたようです。
よって絵の女性は別人です。
こんなすれ違いなリポートも面白いでしょ?
さて次のリポートは帰宅時です。
僕が個人で活動の場にしている『TOKYO METRO ART』(これは地下鉄の車中で出会った女性をスケッチしてゆくと言うブログです)に良く来てくれている数少ない理解者のinfinityさん(彼女は名古屋在住のインテリアデザイナーです)が東京に来ると言う情報がありました。
彼女は赤坂プリンスでのDETAIL JAPAN 創刊記念イベントに参加のためということで、銀座線に乗るのだそうです。
何処かで知らずに僕が彼女を描いたら素敵だね、という企画で今日僕はいつもの千代田線を銀座線に切り替える事にしました。
いつもよりちょっと遅めの出勤ですが日本橋で銀座線に乗り、目についた女性を1枚描いて表参道で下車するまで約20分位いでしょうか?
途中新橋を通る時に満員になってちょっと大変な体制になったりしましたが、なんとか1枚描いたものがこれです。
事務所についてinfinityさんのブログをみたらこの時間は東京ビッグサイトで行なわれている『インテリア ライフスタイル』にいたようです。
よって絵の女性は別人です。
こんなすれ違いなリポートも面白いでしょ?
さて次のリポートは帰宅時です。
新聞売りの少年
2004.09.27 Monday
中東奔走最終日。空港行きのバスを待っていると、新聞売りの少年が大通りをかけて行きました。その時「彼らはもう社会人なのだ」と思ったのです。この地域には、物の値段がありません。シリアでアクセサリーをいくつか購入したとき、49ドルだと言われたところを交渉して21ドルまで下げて買いましたが、それでもお金を主人に渡すと「うわっほー!」と大喜びでした。いくらで競り落としたかということではなく、商売を通してコミュニケーションができ、あとは駆け引きなしで茶を飲み話をする。それがここの流儀なのです。
異なる社会の中で、お金以外に価値のあるものを見つけることは、その国を知ることだと感じました。今日で、中東旅行記はおしまいです。
うもうも。
異なる社会の中で、お金以外に価値のあるものを見つけることは、その国を知ることだと感じました。今日で、中東旅行記はおしまいです。
うもうも。
アラブ人の人間性・後編
2004.09.25 Saturday
「オレについて来い」という、シリアのアラブ人男性。「大丈夫かな?」と思ったのですが、不思議と親しみの持てる人でした。英語もあまりできない様子ですが、道すがら、「腹へってないか?」「寒くないか? コート着なよ」と気を使ってくれているようでした。片言でも一生懸命伝えようとしてくれていることを、嬉しく感じました。「オレはスポーツマンだ。ボディビルやってるんだ。あ、いや、でも一生懸命ってわけでもないんだ。ただ、見てるだけみたいなもんさ」英語がうまくないからかな? でも、とても謙虚で素直な人というオーラが、ことばの節々から感じられました。そうこうしているうちに、ホテル到着。「待ってろよ。俺が、安く泊まれるように交渉してやる。」そういって、彼はフロントの人と交渉してくれました。「困ったことがあったら、ここに電話してくれ」彼は、私に名前と電話番号を書いた紙をくれて、「じゃあな」と行ってしまいました。Foji-AlJafariさんを、私は忘れません。
アラブ人の人間性
2004.09.23 Thursday
エジプトから飛行機でシリアへ行ったときのこと。空港到着は夜遅くなり、中心街へ行くバスは最終が出るところでした。しかし…切符がもうないといいます。空港から街へは、歩いていける距離ではありません。困り果てて、切符売り場のおっちゃんに訴えかけていたところ、切符を譲ってくれるという人が現れました。何とか、切符を譲ってくれた人も、無理してバスに乗れたようでした。ダマスカスのバスターミナルに着いて、またまた問題発生。街の南側のターミナルか、北側か分からない。看板の文字は全てアラビア語。またまた困り果てていると、バスで一緒だった1人のおじさんが声をかけてきました。ホテルの場所がわからないことを告げると、彼は「大丈夫。案内してやるよ」と言うのです。が、ついていっていいものやら…(つづく)。
親戚?
2004.09.20 Monday
街中で腰をおろし、道行く人を眺めてみるというのも旅の楽しみの1つ。トルコのアクサライで、シュミット(ベーグル)を1つ買って、近くに座りました。その屋台をクロッキーブックに描いてみようと思ったのです。しばらく描いていると、店の主人と少年が私の絵を見に来ました。屋台で働くその少年を描き足すと、その子は喜んで絵を持っていってしまいました。それがきっかけで主人と話ができました。自己紹介をすると、「え? お前はRYUTOと言うのか」と聞かれました。(私の本名は隆人(りゅうと)なのです)。「そうですよ」と答えると、「ワシもRYUTOだよ!」と、ご主人。「は? どういうこと?」・・・なんと、本当にRYUTOという名前なのだそうです。少年もRYUTO。近くで謎のチケットを売っている青年もRYUTO。何とはなしにシュミットを買った屋台で、家族が増えてしまいました。
エジプトの日本人
2004.09.20 Monday
エジプトに長く滞在する日本人は"スレて"います。それは、エジプトの影響だと思います。一泊210円のスルタンホテル。6人部屋で、男女混合です。ここには、日本人滞在者が多く、数年住みついている人もいます。日本で数ヶ月働けば、ここで数年暮らせるという物価なのです。それを繰り返しているという人に、結構出会います。ある日、エジプト初心者の私はピラミッドへ行こうとタクシーに乗りました。しかし、エジプトのタクシーは100%ぼったくります。メーターも、9割がた故意に破壊されています。本当は2〜4ポンド(60〜120円)のところ、「土産屋に寄ってやるから15ポンドだ。ラクダに乗りたいなら150だ」とつり上げてくるのです。脅しまがいもあるので、注意です。"スレた"日本人は、タクシーを利用したあと、まず車を降りて運ちゃんに適正料金を払います(渡すというより、押し付ける)。運ちゃんは当然「もっと払え」と言ってきますが、無視して立ち去ります。追っては来ません。ちなみに、僕は今度エジプトに行ったら、タクシーは利用せず、バスを使います。