トルコにご用心

2004.09.18 Saturday

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    アラスタ・バザールアヤソフィアを見学したあと、公園で休んでいると、日本人オバハンが話しかけてきた。2年半くらいここに住んでいて、離れられないくらいトルコが好きになってしまったという。今は土産物屋で働いている。一緒にいるトルコ人女性は23歳。ガイドの勉強中だそうだ。この日はこの2人と一日を過ごした。アヤソフィアの隣、ブルーモスクを見学。カッパドキアに行く予定だと言えば旅行会社を紹介してくれる。お昼を一緒に食べ、みやげ物や日用品が並ぶアラスタ・バザールへ。実は、この2人は客引き。自分の勤めている店はもちろん、提携している旅行会社なども斡旋する。旅行会社でツアーを組んでしまったが、途中で気づいてからは何も買わず、観光ガイドだけしてもらった。まあ、ツアーも相場だったし、1人じゃ行けないカッパドキアだし、いいか。睡眠薬強盗も少なくないトルコでは、良心的なほうだ。

    ミニアチュールの最高傑作

    2004.09.17 Friday

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      ディーシス(祈祷)ボスフォラス海峡の要衝、イスタンブル。旧名ビザンティウムorコンスタンティノープル。数多の民族が駆け抜けていったこの地に、かつてギリシア正教の総本山だったアヤソフィアが建っています。325年にコンスタンティヌス帝が立てたこの教会は、火災や戦火で何度も焼失し、また再建されてきました。13世紀、キリストの細密画が描かれますが、1453年のオスマントルコによる征服の際、漆喰で塗りつぶされてしまいます。現在、漆喰がはがされ、いくつもの細密画を見ることができます。キリストとともに、皇帝や領主など、教会の発展に寄与した人物が描かれ、教会と政治のつながりを感じさせます。イスラーム勢力による征服にあったときは、教会がたまたまメッカの方向を向いていたのでそのままモスクに流用できるという理由で生き残ったのだといいます。

      オレを撮れ!

      2004.09.16 Thursday

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        ヌビア人のおっちゃんエジプト最南端、アブシンベル神殿。ラムセス鏡い伐θ泪優侫Д襯織蠅凌静造任后ダム建設に伴い、巨大な像を1000以上のパーツに分解して大移動したというのですから、UNESCOの仕事ははかりしれません。この圧倒的な存在感に名残惜しさをつのらせつつホテルに向かうと、途中で神殿敷地の工事をしているヌビア人たちに出会いました。「メシを喰おうぜ」と誘われ、ちゃっかりご馳走になりました。砂まみれのキュウリ、アエーシ(パン)、パラペーニョというメニュー。パラペーニョには、さらに辛いmashというソースをつけて食べるのです。おっちゃんが、私のカメラを見て「オレを撮れ」といいました。ポーズは、すでに決まっていました。ヌビア人は、よくスーダンへ抜けて、商売をしてきたりもするそうです。

        一宿一飯

        2004.09.16 Thursday

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          ラーシドさん一家レバノンからシリアへ抜けようと、タクシーを拾いました。シリアのホムスまで行ってくれる約束だったのに、タクシーの運ちゃんに国境で強制的におろされたのです。仕方なく出入国審査を済ませ、ホムスへの行き方を聞いたところ、バスが出ているとのこと。ご多分にもれず、座席がうまったら出発するという合理的(?)バスで、一路ホムスへ。その途中、バスの中で1人のシリア人少年が不思議そうに私の方を見ていたので、折り紙で花を折ってあげるとたいそう喜んでくれました。すると、少年の親父が出てきて、「お礼に、うちに泊まらないか」と言うのです。バス停で降りると、そこは荒野・・・。土作りの家が立ち並ぶ村でした。ラーシドさん一家は、たいそうもてなしてくださり、私も3人の子どもたちに日本土産を全てあげて、一緒に遊びました。英語もろくに通じない中で、泊めてくれるなんて、なんとおおらかな人々でしょう。写真で、白いランニングを着ているのがラーシドさん。保健省の看護士をしているそうです。

          水車が回る、神宮前の〜♪

          2004.09.15 Wednesday

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            ハマの水車タイトルは、あまり気にしないで下さい。母校の神小には、水車があったのです。でも、この写真の水車は違います。水車の街ハマ(シリア)の大きな大きな水車です。残念ながら、世界最大級のアル・ムハンメディーエ(水車の名前。全長20M)は工事中で、ムスリムのおっちゃんたちがトンテンカンやっていました。シリアって、以前は水力だけで電力をまかなっていたんですよね。近くのシタデル(城塞)に行くと、13・4歳の少年が水タバコをぷかぷかふかしていて、「お前もやらないか」と言ってきました。おっさんじゃのう。この水タバコ、ほんのり甘かったです。(「結局吸ったんかい!」と、突っ込んでくださいまし)

            ふたたびトルコ

            2004.09.13 Monday

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              カッパドキアの奇岩トルコのカッパドキアは、きのこの形をした岩が点在する場所です。ここは地球か? と思ってしまうのですが、その一瞬あとに「俺がここに住んでたら、東京に旅行に行ったとき『ここは地球か?』 と同じことを考えるかもね」と思ってしまいました。このきのこ、見ているとなんだか中に住めるような気がしてきません? 実は、住んでいたんです。人が。住居のみならず、修道院なんかにも利用されていたそうです。

              内戦と、堅実なる復興

              2004.09.12 Sunday

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                ベイルートシリアのホムスからバスでレバノンへ。内戦の名残がそこかしこに見られました。高層ビルが立ち並んでいるのですが、穴があいて空っぽになったものと、戦後建てられた現代的なものが共存しています。人影はまばらで、到着した日に小雨が降っていたせいもあり、閑散とした空気が流れていました。遠くから「コーン、コーン」と鉄杭を打ちつける音が響いてきます。タクシー料金は30円/回、旅人用の安宿も一泊1800円(シングル)という物価に似つかわしくない真新しいビルが次々と建設されています。しかし、道行く人々は、こちらが困ったようなそぶりを見せるとすかさず「どうした? 何か探しているのか?」と声をかけてくれます。アラブ人らしい気質。この国が、最近まで内戦をしていたのです。

                世界で一番行きたかった場所

                2004.09.11 Saturday

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                  マスジド・イマームイランの古都、イスファハン。巨大なモスク(イスラム寺院)が全てペルシアンブルーのタイルで覆われており、かつて「西にヴェルサイユ、東にイスファハン」と並び称された街です。この中東の旅を思い立ったのは、まさにこの街に来るためでした。街の中心は、イマーム広場。2つのモスクと宮殿があります。広場に足を踏み入れた途端に、じ〜ん。マスジド・イマームの前に立つと、ことばを失ってしまいます。

                  中東の城

                  2004.09.10 Friday

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                    クラック・デ・シュバリエシリアには、映画『天空の城ラピュタ』に出てくるシータの故郷のモデルとなったお城があります。ホムスからセルビス(乗合タクシー)で1時間ほど行くと、緑におおわれた大地に眠るようにそびえているレンガ作りの城が見えてきます。城は本来、戦いの本拠地となる存在ですが、今ではこの堅牢な建物を草花が包んでいます。ここを訪れた印象は、ことばにできません。

                    中東の舞

                    2004.09.08 Wednesday

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                      スーフィーの旋舞エジプトでは、スーフィー(イスラム教の一派)の旋舞を見ることができる。しかも、タダで! ハン・ハリーリの入り口付近、マドラサ・スルタン・ゴーリー。打楽器系の激しいリズムにあわせて、延々と旋回する。着ていた衣装がふわっと舞い上がり、それを特大ピザのように頭上でまわしてみせる。エジプトの男性を、初めて「かっこいい」と思った瞬間でした。